【これまでの約5年間】


しばらくこのブログを触っていなかったが、


少し色々と区切りが付いたので、更新。


昨年末に、会社の売却が終わったのだ。



会社が売却されるということは、


新しいオーナーが、既存の株主にキャッシュを支払い、


会社の代表者や所有者が変わること。


ちょっと前に、中田敦彦のYoutube大学で、


MAの話がされていたなぁー。


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■TOKYO BELLEというサロン

このブログの読者の方の中でも、


私が一体何者で、何をしている人間のかと疑問に思っていらっしゃる方も多かったと思うので、


一応簡単にご紹介。



まず、この5年間ほど、自分が関わっていたTOKYO BELLEというサロンの事業に関して。

日本式の脱毛・マツエク・フェイシャルサロンをインドネシアのジャカルタとスラバヤという


2都市で合計10店舗を展開している、トータルビューティーサロン。


(うち、3店舗は自分でタッチしていない。)


スタッフは合計で40人ほどいて、経理のインドネシア人と、自分を除くとあとは全員女性。


全7店舗合計で、ざっくりと、毎月4,000 - 5,000人のお客様に来ていただいている。


内訳としては、


ーインドネシア人のお客様:97%


ー非インドネシア人のお客様:3%



そして、ボリュームレンジは30 - 35歳の女性の方々。


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■TOKYO BELLEでどんな仕事をしてきたか


では、実際、この事業において、どんな仕事をしてきたか。


これまではあまりカテゴリーを意識して仕事をしてこなかったが、


ざっくりと分類すると以下のような感じ。



○経営企画

・出店計画


・市場、場所調査


・家賃交渉


・施工業者、デザイン業者との打ち合わせ


・施工進捗確認


・店頭で吸い上げた顧客・スタッフの意見を元に改善案や新規企画を考案


・イベントの企画、参加


・モール、イベント会社、個人(メイクアップアーティスト等)


・サンプリング(企業の商品を店頭で提供する様なビジネス)企業の模索、契約など


・決済会社、オンラインバウチャー企業との協業


・インドネシア国内の業者(仕入れ業者・施工業者等)、国外の業者(機械メンテナンス業者や仕入れ業者)との対応


・新規出店オファー案件の対応、視察


・リーシングへの対応



○マーケティング・広告戦略


・売上、来客人数、売れ筋を分析し、毎月のプロモーションの考案


・店頭で吸い上げた顧客・スタッフからの意見を元に、改善策・新規企画の考案


・競合の様子を調査(店頭orSNS)し、当サロンで活かせるアイディアの考案


・日本の美容関係の様子を調査(店頭orSNS等)し、当サロンで活かせるアイディア・サービスの考案


・ブランドアンバサダーやエンドースメントにおけるキーマンへの対応・連絡、協力依頼、意見交換


・新しい商品・サービスの顧客からの反応を見て、PDCAを回し、今後の方向性を相談、検討


・広告戦略


・SNS運用


・顧客にアナウンスするものにまつわる全てのデザイン作成・確認


・デザイン、メール、Whastappや顧客へのアナウンスに対する言語変換(日本語・英語)


・競合調査


・広告媒体企業への掲載、対応



○店舗ベース関連オペレーション


・クオリティコントロール


・店舗巡回


・個人面談、スタッフの状況把握


・適性な人事配置


・評価制度の作成、更新


・給料、コミッション制度の作成、更新


・採用


・備品、施工の欠損などへの対処


・プロモーション、新サービスローンチ、店舗の運営情報の発信体制の構築


・インターナルな事項の共有システムの構築・管理


・モチベーション管理


・給料交渉、罰則、自主退職、解雇への対応


・言葉遣い、態度、身嗜み、顧客とのオンラインでの会話(Whatsappなど)の対応の確認


・セールストークの確認


・顧客からのクレームへの対応



○バックオフィス関連


・在庫管理


・商材の購入


・財務、税務管理


・不正支出、入金漏れ、使途不明金の適宜確認


・賃貸、協業、雇用などに関する契約書全般管理


・各種支払い決済承認など




詳しい内容は、今後、別の記事で発信していきたいと思うが、


基本的には、仕組みを作ることに時間を費やしている。


新たに発生した問題に関しては、自ら首を突っ込む+チームで対処・議論し、「対応策の仕組み」を作る。


その後は、チームで対処できるようにする。


抜けてるものもすごく多いが、こんな感じ。


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■本業以外


TOKYO BELLE以外のところで言うと、


「20代でスラバヤでちょろちょろしている日本人男性」という肩書きを最大化するため、


とにかくいろいろな人に会わせていただき、ジャカルタやスラバヤの紹介(アテンド)や、


市場調査依頼などもたくさん頂いた。


嬉しいことに、ご紹介をしていただくことも、最近では多くなった。



アテンドで言うと、


日本からの上場企業は、


・IT企業


・5大商社のうちの一つ


・化粧品


・不動産デベ


非上場だと多すぎて数えきれないが


・化粧品(複数社)


・飲食(複数社)


・ホテル、不動産


・投資コンサル(?)


・半導体商社


・木材商社


・医療機器販売


・人材の送り出し期間


・技能実習生受け入れ企業(複数社)



日本以外からでも、


・鉱山開発(スイス)


・飲食経営(シンガポール)


・食品製造業(シンガポール)


・ラーメン(フィリピン)


・日本語学校、送り出し期間(台湾)


などなど、たくさんあった。


一緒に足を運び、


共に大渋滞に引っかかり、お尻が割れそうになりそうになりながら、


いろんな切り口でお話し・質問させていただける時間が多かったので、


アテンドを通して、知見が深り、


様々な業種・年齢の方々とお話できたことは、


20代の財産として、これからも大切にしていきたいと思う。



また、市場調査の依頼もたくさんあった。


・スタートアップの方法、会社設立関係(複数社)


・エネルギー関係(複数社)


・飲食関係(複数社)


・文房具関係(複数社)


などなど、こちらも挙げればキリがない。



市場依頼に関しては、


基本的にマクロ情報を収集することに加え、


インタビューなどを通してミクロ情報も同時に収集することが多く、


知らないことをたくさん学ぶ機会をしては個人的に良かった。


ただし、依頼主の方々とのやり取りの大半がメールやチャットだったため、


なかなか、「進出」や、「出店」と言う形でお手伝いできることが少なかった。




やっぱり、少しでも進出を検討している方なのであれば、


ネットに掲載されている情報を得て満足するだけでなく、


今後、住むことになるかもしれない場所に足を運び、


その地の汚い空気を吸い、


関わっていくことになるかもしれない現地の人々と触れていただきたい、


というのが個人的な思いとして残った。


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【これから】


冒頭にもお伝えしたように、会社の売却が完了した。


しかし、短期的に見れば、私はそのまま会社に残り、オペレーションを続けていくことには変わらな

い。


顧客満足度を上げる


売り上げを上げる


利益を上げる


協業先を増やす


新しいチャレンジをする

会社の価値を上げる


簡潔に自分のミッションを挙げるならこれら。


しばらく、変わらず全うしていく予定。



【最後に】

新しい企業というのは、国内外問わず、次々と産まれている。


日本では、ここ5年ほど、スタートアップへのVC投資やエンジェル投資も非常に盛り上がっている。


海外進出も盛んになって、インドネシア進出関連は、


たまに、ご協力させていただくこともある。


(あくまで、上記のようなアテンドや市場調査系、のみ)


(会社設立などで膨大なコンサルフィーを取ったり、名義貸しビジネスでお金を持ち逃げするとかいうビジネスは自分にはできない。。。)


余程大きな会社ではない限りは、


投資やスタートの「入り口」ばかりが注目されている、という現状がある中、


私のような若輩者が語るのはおこがましいが、


やはり、ビジネスは、


「立ち上げ」や「スタート」


よりも、


「継続」「持続」的な「向上」


が一番大切で、難しいと、身をもって感じる。



そういった面で、ジャカルタやスラバヤで戦う・戦っていこうという方達と、


協力して、大きくなっていければな、と思う


今日この頃。